エクステンションテーブルの2つのタイプ。

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エクステンションテーブルの天板はフラットタイプ? 段差あり?

秋の公園、いいですね。桜の季節のようにお花見で混むこともないし、ピクニックとまではいかなくても、クロスを広げてのんびりランチやティータイムでもしたい気持ちになります。もちろん、大勢集まる紅葉スポットは避ける必要がありますが。

青空の下ならスペースは自由。クロスを広げた場所がそのままテーブルになりますが、家の中ではそうはいきません。でも、クロスを広げる代わりにフレキシブルに使えるテーブルがあります。エクステンションテーブルとか伸長式テーブルなどと呼ばれているものがそれで、必要に合わせて天板サイズを長くすることができるので便利です。

今回はテーブル天板の2つのタイプについて。テーブルのサイズを伸長した時に、段差のできるスライド式と伸ばした状態でもフラットに使えるものとがあるのをご存じでしょうか。
普通に考えるとどんな時にもフラットに使える方が便利でオシャレなのでは?と思ってしまいそうですが。先日お客様とお話しさせていただき、気づかせていただいたことがあります。頻繁に伸長機能を使う人にとっては、フラットタイプは面倒な時がある、ということです。どういう意味かと言いますと、フラットタイプの場合、いったん天板を取り出したり、引き上げてセットし直す必要があるため、その一手間が面倒ということでした。
その点、段差のある方はスライド式ですので、好きな長さで使えることができるわけです。ただ、フラットタイプのほうももちろん魅力があり、見た目が一枚ものの大きなテーブルのように見えるため高級感があります。
それぞれの特徴をよく知ってからご使用状態に合わせてのご購入をおすすめします。

スライド式(段差あり)とフラットタイプのメリット、デメリットについて簡単にまとめておきましょう。

<スライド式(段差あり)の天板>
●メリット
・伸長の際、スライドさせてストッパーなどで止めるだけ。
・ほぼ無段階に長さ調整が可能なため人数や、必要に応じて簡単にセットできる。
・段差を利用して低い方をお子様の勉強スペースに使うことができる。
●デメリット
・段差があるため並べるものによっては制約があったり、注意が必要。
・高級感というよりも、ややカジュアルなイメージがある。

<フラットタイプの天板>
●メリット
・一枚ものの天板のように見えるため、見た目がきれいで高級感がある。
・卓上に並べる際に段差を気にすることなく自由に使える。
●デメリット
・継ぎ足し天板幅がそのまま伸長幅になるため、サイズは2〜3段階になる。
※スライド式のものもありますがサイズは2〜3段階。
・天板を取り出したり、引き上げたりする手間が必要。

たとえば、使用頻度で判断するのも一つの方法ですね。
毎週や週数回など、頻繁にサイズを伸長する場合はスライド式(段差あり)が便利かと思います。1年に数回しか伸長機能を使わない場合は、フラットタイプの天板でもあまり手間だと感じないのではないでしょうか。

伸長式ダイニングの一覧はこちら

(Y.Y)