DOWNPASS認証の羽毛。
羽毛布団の品質基準。
羽毛の品質基準はダウンパワー(かさ高性)をもとに定められます。そのダウンパワーは、ほとんど羽毛の産地により決定します。ポーランド、ハンガリー、ウクライナ、フランスなどが有名です。寒い地域の水鳥は、身を守るための高品質な羽毛をまとっているからです。有名産地の羽毛を使った布団は、軽く、温かく、そして当然、高価になります。産地で価値の大半が決まるので、産地偽装した商品が流通する場合もあります。現在、羽毛布団品質の目安として日本羽毛協同組合により、ニューゴールドラベルから最高位のプレミアムゴールドラベルの4段階にランク付けされています。
厳格な条件をクリアした、DOWNPASS認証の羽毛布団。
羽毛は産地特定が難しいため、国を超えて採取場所までの追跡ができる【DOWNPASS】という新たな基準ができました。DOWNPASSは、羽毛品質の高さだけでなく、動物福祉の観点からも注目されています。認証は厳しい検査をクリアしたものだけに証明ラベル与えられます。
・水鳥の生体から採取していない
強制的に食べさせられることなく、生きたままの羽毛採取(ライフプラッキングという水鳥に苦痛を与える)ではなく、食肉処理場で採取されたという証明されたもの。
・国を超え、採取場所まで追跡できる
食肉処理場で採取したという証明があり、食肉加工場から輸出まで検査機関の監査を受けています。日本国内でも認定を受けた工場で加工、認定ラベル付けがされており、その流通経路は厳しく管理されています。
・品質の証明ができる
認定試験期間によって厳しく品質検査され、定期的なチェックもされている、厳しい条件を満たしたしたもの。
羽毛布団一覧
参考サイト
一般財団法人日本繊維製品品質技術センター